スマホ首とは

人間の首(頸椎)は本来、なだらかなS字カーブを描きながら頭の重みを支えています。ところが近年、スマートフォンやパソコンを長時間見続ける生活が当たり前になったことで、この自然なカーブが失われ、首の骨がまっすぐに伸びてしまう状態――それが「スマホ首(ストレートネック)」です。
スマホ首になると、頭の重さがそのまま首や肩にかかるため、首こり・肩こり・頭痛・めまいなど、さまざまな不調を引き起こす要因になります。
簡単セルフチェック
①かかと ②おしり ③肩を壁につけてまっすぐ立ち、あごを軽く引いてみましょう。
このとき後頭部が壁につかない場合、首のカーブが失われている可能性があり、ストレートネック傾向があると考えられます。
なぜ起こる?スマホ首の主な原因

◆スマートフォン・パソコンの長時間使用
スマホ首の最大の原因は、下を向いた姿勢のままスマートフォンやパソコンを操作することです。人の頭の重さはおよそ4〜6kgありますが、角度が前に傾くほど首への負担は増大します。長時間この姿勢を続けることで、首まわりの筋肉が硬直し、頸椎のカーブが失われていきます。
◆目の疲れによる前傾姿勢
視力の低下や眼精疲労があると、画面を見ようとして自然と顔が前に出てしまいます。この姿勢を続けることで、首や肩の筋肉が常に緊張し、スマホ首をさらに悪化させてしまいます。
◆骨盤の歪みや猫背姿勢
長時間のデスクワークや座り姿勢によって骨盤が後ろに傾くと、バランスをとるために頭が前に出やすくなります。こうした姿勢が定着すると、猫背や巻き肩を引き起こし、首への負担が増加します。
◆合わない枕や寝具
寝ているときの姿勢も、首の健康に大きく関係します。高すぎる枕や柔らかすぎるマットレスを使うと、首が不自然に曲がりやすく、頸椎のS字カーブが崩れてしまいます。朝起きたときに首や肩のこりを感じる方は、寝具の見直しも必要です。
放置すると怖い!スマホ首が引き起こす不調

◆首・肩こりが慢性化
ストレートネックになると、首や肩の筋肉が常に頭の重さを支え続けることになります。そのため、筋肉が休むことなく緊張し、慢性的なこりや痛みが生じやすくなります。「マッサージをしてもすぐ戻る」という方は、根本にスマホ首が潜んでいるかもしれません。
◆頭痛・めまい・目の疲れ
首まわりの筋肉が硬くなると血行が悪化し、頭部への酸素や血流が不足します。その結果、緊張型頭痛や片頭痛、めまい、目の奥の重だるさなどが現れることがあります。
◆自律神経の乱れ
首の筋肉がこわばることで神経の通り道が圧迫され、自律神経のバランスにも影響を与えます。倦怠感・不眠・息苦しさ・動悸などの不調が現れることもあり、重症化すると自律神経失調症につながる場合もあります。
◆姿勢の崩れ・美容面への影響
前のめり姿勢が続くと、猫背や巻き肩が定着し、見た目にも老けた印象を与えます。さらに、首のたるみやシワが目立ちやすくなるなど、美容面でも悪影響を及ぼします。
スマホ首でお困りの方は当院へご相談ください

スマホ首は、単なる首こりではなく、全身のバランスの乱れから生じる症状です。放っておくと回復に時間がかかるだけでなく、体全体の不調につながることもあります。
当院では、首や肩の筋肉をしっかりと緩め、歪んだ骨格を整えることで、首への負担を軽減します。また、正しい姿勢を維持するためのセルフケアやストレッチ方法もアドバイスいたします。
「最近首が重い」「肩こりが取れない」「姿勢が悪くなった気がする」という方は、早めのケアが大切です。当院と一緒に、首から整えて快適な毎日を取り戻しましょう。

















